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 第31回 復元



ファイルはどこへ消える?

消したはずのファイルが残っている、大事なファイルが消失している……どちらもよくあることです。
ファイルを失わないためにはバックアップが重要ですが、それでも消してしまったファイルは諦めるしかないのか?
実は、Windowsでは、ファイルを削除しても、実体データは手つかずでディスク上に残っています。そのデータを読み出すためのインデックスが消えただけなのです。
消してから時間が経ったものは、どんどん他のファイルが作成されていく中で本当に消えていきますが、消去した直後ならたいていは復元できます。
このソフトはそのためのものです。

「復元」を起動させ、ドライブを選び、消してしまったファイルに含まれていた文字列をいれて検索をかけると、見つけ出してくれます。
試しに、検索文字列を入力しないで検索をかけると、ドライブ上にある「復元可能なファイル候補」がズラッと表示されます。↓
復元の画面
え? こんなファイルは作成した覚えがないぞと思うようなものがたくさん出てくるはずです。たいていはInternet Explorerのキャッシュファイルです。
復元したいファイルを見つけたら「コピーして復元」ボタンを押せばOK。簡単ですね。

もうひとつの機能「完全消去」

実は、「復元」にはもうひとつ機能があります。復元とは逆に、「消したつもりのファイルを完全に消去する」機能で、左上の「その他の処理」という控えめなボタンを押すとメニューが出てきます。
むしろこちらの機能のほうが役に立つかもしれません。人にパソコンを譲ったり、ヤフオクに出品したりする場合は、「復元」でハードディスクの完全消去をしておきましょう。
それをしないと、それこそ新しい持ち主が「復元」を使って、あなたの重要なファイルを復元させてしまうかもしれませんから。

ところで、このソフトには「求職.txt」と「求職補足.txt」なるものが含まれています。

// 私は東証1部上場のA社(無名企業)のIT部門に勤務し、10数年が経ちます。 A社は多数の海外現地法人を所有しているにもかかわらず旧態依然とした日本型企業の一つです。(この文書が読まれる頃には、会社の人々の目に入り、逆鱗に触れ、解雇されているかも知れません。)//

という文章で始まるこの2つのファイル、ぜひ読んでみてください。へええ、フリーソフト開発の動機にもいろいろあるんだなあと感心させられます。
作者は解雇されてしまったのでしょうか。今頃、新しい職場が見つかって元気に仕事をしているでしょうか。気になりますねえ。

 「復元」のダウンロード先はこちら
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