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 第38回 FFFTP



FTPソフトの定番

FTPとはFile Transfer Protocol のことで、文字通り、ファイルを転送する通信規格です。ホームページ(WEBサイト)はHTTPというプロトコル(通信規格)で行われていますが、そのWEBサイトの実体であるファイルをWEBサーバーに送り込んだり、逆にサーバー側から自分のコンピュータ端末にファイルを取り込んだりするのには、このFTPというプロトコルが使われています。
ですから、ホームページ管理者にとって、FTPソフトは必須の道具です。最近では、統合ソフトでホームページを制作・運営している人が多いようですが、統合ソフト(IBMのHomepage Builderなど)に組み込まれているFTP機能は、分かりにくい面も多く、私はあまりお勧めしません。(そもそも統合ソフトが嫌いなのですが)
極端な話、ローカル側(自分のコンピュータ)とWEBサーバーの関係もはっきり認識しないまま、統合ソフトの世界の中でホームページ運営が全部完結していると思いこんでいる人もいるようです。
いちばん大切なのは、ローカル側とサーバー側にどんなファイルがあって、自分はいまどのファイルを送り込もうとしているのか、という把握ができているかどうかです。サーバー側のファイルが見えないようなソフトでは、とても管理する気にはなれません。
私はHTMLはテキストエディタで作っていますし、FTPはもちろんFTPソフトを使っています。
実は常用しているのはWS_FTPという海外製のソフトですが、これはもうトライアル版が出ておらず、人にはこのFFFTPを勧めています。
FFFTPの画面
これがFFFTPの画面です。
左側がローカル(自分のコンピュータ)側のファイル、右側が接続先のWEBサーバーのファイル。サーバー側にあるファイルは、サイズや種類はもちろん、パーミッション(ファイルの変更や実行権)や所有者(UNIX系サーバーではファイルにはすべて作成したユーザーの所有権が設定される)も一目で分かります。
ファイルの操作はマウスの他、上のアイコンやキーボードからのキー入力でもできます。
ファイル名の変更、移動、コピー、パーミッションの変更など、サイト管理に必要なことはほとんど可能です。
単独のFTPソフトを使わず、統合ソフト任せにしているサイト管理者は、ともするとWEBサイト管理に最低限必要な知識、例えばファイルのパーミッションや所有者のことなどを知らないまま運営を続けることになりがちです。そうした管理者は、巨大なファイルを知らないうちにサーバー側に送り込んで容量オーバーしてみたり、パーミッションを設定できないままCGIを動かそうとして暴走させたり、自分だけでなく、サーバーの他の利用者やサーバー管理者にも迷惑をかける可能性があります。
コンピュータに関しては、面倒くさがらずに「理屈を知る」「原理を理解する」ことが大切なのです。WEBの世界では、必ず他人とつながっていますので、最低限の知識を持ち、迷惑をかけないようにしましょう。

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