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 第82回 メモリの掃除屋さん



Windows 98以前のOSではかなり有効?

パソコンの性能は概ねCPUの速度とメモリの搭載量で決まります。
メモリといえば、DIMMなどの物理メモリ(マザーボードにささっていますね)のことを言いますが、作業中、CPUが要求するメモリ量がこの物理メモリでは足りなくなると、ハードディスクの空き部分を臨時にメモリの代わりとして使用します。これを「仮想メモリ」などと呼びます。
仮想メモリは物理メモリに比べてアクセス速度が落ちますので、物理メモリがたくさん積まれているコンピュータのほうが安心してサクサク仕事ができるわけです。
物理メモリは仕事が終わって開放され、再び空き容量として使えるようになりますが、長時間作業を続けていると、これがうまくいかずに、いつまでもメモリが開放されないことがあります。これを「メモリリーク」現象などといいます。
Windows 98までは、もともと16ビットOS部分が残っていて、物理メモリをいくら搭載しても有効に使えないという大きな欠陥を背負っていました。512MBも積んでいるのになんでフリーズするんだ? などと苛立った経験をお持ちのかたは多いと思います。
Windows XP以降はようやくまともな?32ビット専用設計OSになりましたので、メモリ管理の不具合は激減し、安定しましたが、その代わり、OSそのものがメモリ食いになるという現象が出ています。64MBしか搭載していないパソコンでWindows XPを動かそうなどというのは無謀極まりない話です。メモリはケチらずにたっぷり積むというのが基本です。
それでも、職場で古いパソコンを与えられていて泣いているかたなどもいらっしゃるでしょうし、メモリも安くはありません。たっぷりメモリを積んでいても、メモリリークを起こすこともあります。
そんなわけで、この「メモリの掃除屋さん」を使ってみようか……ということになるわけです。
メモリの掃除屋さんアイコン起動
起動させると、タスクトレイにアイコンが出ます↑
カーソルをあてると、現在のメモリ使用状況を示してくれます。この図では、509MBの物理メモリのうち、337MB(66%)を使用中であるということです。
次に初期設定をしておきましょう。デフォルトでも問題はないと思います。「自動最適化開始の使用割合」というのは、メモリの使用量がこの値に達すると、メモリの掃除屋さんが常駐している場合、自動的に最適化を開始するという意味です。80%程度でいいでしょう。

現在の使用状況を見て、ほとんど作業していないしウィンドウもひとつしか開いていないのにそんなに消費しているわけはない、と疑われる場合、ネコのアイコンを右クリックして「手動で最適化」をしてみましょう。
タスクトレイのネコのアイコンが赤い「ネコの手」に変わり、作業中であることが表示されます↓

↑作業中


↑作業完了

作業が終わると、元のネコのアイコンに戻ります。ためしにカーソルをあててみると、さっきまで66%だった使用量が、41%にまで減っています。メモリリークが解消されて、メモリに空きができたということです。

メモリの掃除屋さんは、パソコン起動と同時に常駐させておくこともできます。この場合、少しでもメモリを食わないように、ぶちネコアイコンの軽量版(MemClTiny.exe)を使ったほうがいいでしょう。
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