たくき よしみつ の 鐸木能光のデジカメ・ガバサク談義 デジタルストレス王
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デジタル一眼を買う前に読む!(2010年11月編) 10/11/19 updated

迷走?するデジタル一眼レフの中からこれを選ぶ

デジタル一眼レフは、プロやハイアマチュアカメラマンも使う道具です。このレベルのかたがたには、ガバサク流としては何も申し上げることはありません。みなさん十分に、ご自分の目的を認識し、流儀を確立されていると思います。
ガバサク流としては、次のようなかたがたを対象にデジタル一眼レフ選びを考えます。
こうした指針を持って、現在のデジタル一眼レフ市場を見ると、メーカーによってずいぶん開発意図が違っていることが分かります。
現在、デジタル一眼レフは、撮像素子の大きさと使えるレンズによって、次のタイプに分かれています。
  1. フルサイズモデル(撮像素子が35mmフィルム1コマと同じサイズ)+フルサイズ用レンズ
  2. APS-Cサイズモデル+デジタル専用レンズ or かつての35mmフィルム用レンズ
  3. フォーサーズ+フォーサーズ専用レンズ
  4. マイクロフォーサーズ+マイクロフォーサーズ専用レンズ or マウントアダプター&フォーサーズレンズ

基本規格がこれだけ違うものになってしまっていますので、初めてデジタル一眼レフを買おうとされているかたは、まず、このどのタイプが自分に合っているのかを、じっくりと考える必要があります。
私自身は2)のタイプです。
理由は、
といったことからです。

次に、メーカー別に現状を見てみると、
高画素化をどんどん進めているキヤノンとソニーに対して、ニコンがフルサイズ機でありながら解像度を1200万画素に抑えるモデル(D3s)を出すという、本当の画質重視ポリシーを持って良識を示していることが評価できます。

また、手ぶれ防止機能をボディ側に搭載するソニー、ペンタックスに対して、ニコンとキヤノンはレンズ側に組み込むというポリシーの違いもあります。

さらには、ニコン、ソニーとフォーサーズ機の一部には、液晶モニターが角度可変のものがあり、これは大きな魅力です。

私が現在使っているのはソニーのα300とペンタックスのK100Dです。どちらも画素数を抑えているモデルで、特にK100D(610万画素)は、1画素あたりの面積が大きいことのメリットを感じられる貴重なデジタル一眼レフになりました。室内での人物撮影などには非常に重宝しています。
α300は角度可変モニター&ライブビュー撮影の威力が魅力です。後継機種α330は、ボディグリップが改悪されてひどく持ちづらいモデルになってしまったのが残念でした。
さらに後継機種のα33は1420万画素、α55は1620万画素と、どんどん画素数を増やしていく傾向にあり、これも積極的にはお勧めする気になれません。
ニコンからD5000というバリアングルモニター搭載モデルが出ました。これはお勧めです。ただし、値段は若干高め。
旧モデルも含めてお勧めしているのは、価格面からの理由からです。

また、デジタル一眼レフは組み合わせるレンズが重要であり、レンズ抜きに選定できません。
ガバサク流としては、18-250mm/F3.5-6.3という超広域ズームレンズ(通称「ズボラレンズ」)と、明るい単焦点レンズを使い分ける方法を提唱しています。
普段はズボラレンズをつけっぱなしで、草花のマクロ撮影から運動会、動物園などの望遠撮影までレンズ交換なしでこなす。ここぞという勝負の室内撮影や夜の撮影では明るい単焦点レンズにつけかえる。……というスタイルです。
当然、ズボラレンズは設計に無理があるので、こまめにレンズを選択・交換して撮影するよりはクオリティが落ちます。このレベルに合わせたカメラは、いわゆる入門機レベルで十分ということになります。

結論としては、
ソニーのα300(生産終了)+タムロンの18-250mm+シグマの30mm/F1.4の組み合わせは変わらずに推薦ですが、動画も撮れる最新のCMOSを採用しつつバリアングルモニターを搭載したニコンD5000が一推し。
ニコンD5000と組み合わせるレンズは、タムロンの18-270mmとシグマの30mm/F1.4。
予算が厳しければ、ニコンやペンタックスの少し前の安価なモデルでもよい。
さらには、目的が合致する場合は、価格が落ちているフォーサーズモデルもありえる。

……というところです。

カメラの画像をクリックするとメーカーサイトに飛びます。
旧モデルも含まれているため、流通状況や価格は、アマゾンコムへのリンクを張りました。アマゾンで最新情報をご確認ください。
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量実売価格
ニコンD5000

一推しNikon D5000 Amazonで調べる
23.6×15.8mm CMOS
4288×2848


ダブルズームキットの望遠レンズには内蔵
2.7型、23万画素
◎バリアングル
127×104×80mm
560g(本体のみ)
ニコンの一眼レフにもついにバリアングルモニターが搭載された。しかも、SONYのように上下だけでなく、左右にも角度が変えられるタイプ。画素数もなんとか1230万画素に抑えてくれた(本当は1000万画素で十分)。
ダブルズームキットはAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR」と望遠ズームレンズ「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4.5-5.6G(IF)」のセットだが、標準ズームは室内では暗すぎるし、望遠ズームは広角端が82mm相当になるので、つけっぱなしだと使いづらい。ここは、標準ズームだけのキットで買って(ボディ単体で買うのと3000円くらいしか違わないことが多いので)、タムロンの長大ズボラレンズをつけるのが正解。
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量Amazonで販売状況を調べる
α300
一推し SONY α300  Amazonで調べる

23.6mm×15.8mm CCD 
3872×2592
2.7型23万画素

○ チルト式
130.8×98.5×74.7mm
582g(本体のみ)
2008年7月発売。後継機種α330が出て生産終了となったが、α330はグリップに問題があり、使いやすさの点ではα300のほうがお勧め。連写速度もα300のほうが速い。α330とのプラス/マイナスをよく比較しておきたい。レンズキットとの価格差が5000円以上ある場合は、ボディのみを購入して、レンズは実用性の高いズボラレンズや明るい単焦点レンズを購入することをお勧めする。(生産終了) Amazonで調べる
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量Amazonで販売状況を調べる
ソニー α330
SONY α330  Amazonで調べる

23.6mm×15.8mm CCD 
3872×2592
2.7型23万画素

○チルト式
128×97×71.4mm
490g(本体のみ)
2009年6月発売。チルトするライブビュー液晶モニター搭載のデジタル一眼として歓迎された先代α300の後継機種。ボディが小型軽量化され、屋外で見にくかった液晶モニターが明るくなり、AF性能も向上するなど、進化したことになっているが、グリップが改悪されたため、小型になったのに、レンズをつけた状態では逆に重く感じ、扱いにくくなった。連写速度もα300より落ちている。操作系は簡略化されて分かりやすくなった。ボディのみとレンズキットの価格差が数百円しかないという変な販売実情がある。レンズキットのレンズはよくある18-55mm F3.5-5.6 という暗いレンズなので物足りない。短命なまま生産終了になってしまった。中古を探すなら前モデルのα300も一緒に探してよく比較したい。同じくらいの価格ならα300を勧める。(生産終了)  Amazonで調べる
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量Amazonで販売状況を調べる
α33レンズキット
SONY α33 Amazonで調べる

23.4mm×15.6mm CMOS 
4592x3056
3.0型92万画素
○チルト式

ファインダーは電子式
有効画素数115万2000
124.4x 92x84.7mm
433g(本体のみ)
2010年9月発売。最大の特徴は、「一眼レフ」の語源でもある「レフ」部分をなくし、ファインダーを光学式ではなく電子式に変更した点。光学式ファインダーは一眼レフの大きな魅力とされていたが、老眼が進む中高年カメラマン(私もそう)には細かいことより使い勝手のほうが大切。しかも、APS-Cサイズのファインダーは見え方が小さかったので、100万画素を超える解像度の電子式ファインダーになったことでのデメリットより、高速連写や高速AF、ミラーがパタパタする音からの開放といったメリットをとるという考え方は納得できる。
また、ハイビジョン動画撮影も可能となったが、CMOSが高熱を帯びるため、メモリーカードへの計算上の記録限度よりも早く、自動的にOFFになってしまうという欠点を抱えている。
撮像素子はCMOSになったが、解像度1420万画素は不要だろう。上位機種α55はさらに画素数を上げているので、お勧めできない。
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量実売価格
D40
Nikon D40ダブルズームキットII
Amazonで調べる
23.7×15.6 CCD
3008×2000


ダブルズームキットの望遠レンズには内蔵
2.5型23万画素126×94×64mm
475g(本体のみ)
画素数を抑えたモデルとして使いやすいD40は、ずいぶん古いモデルになってしまったが、安く手に入るなら今でも十分に魅力的な選択。ダブルズームキットIIは、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II とAF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(IF)という2本のズームレンズがついているセット。望遠ズームレンズのほうには手ぶれ補正機構も内蔵されている。安く入手できればこのキットでもよいが、ボディだけ入手して、手ぶれ防止機能とAF用モーターを内蔵したタムロンのズボラレンズと組み合わせるのがベスト。D40はボディにAF用モーターが内蔵されていないので、AFモーター内蔵レンズでしかAFが利かないので注意。  Amazonで調べる
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量実売価格
D3000レンズキット
Nikon D3000
Amazonで調べる
23.6×15.8 CCD
3872×2592


ダブルズームキットの望遠レンズには内蔵
3型23万画素126×97×64mm
485g(本体のみ)
D40の後継機種的存在。これもすでに生産終了だが、終了からまだ時間が経っていないので、店頭在庫はD40よりは残っているはず。画素数が増えたが、APS-Cで1000万画素は適度な解像度と言える。
選択の基準はD40と同じで、安ければOKという割り切り。ダブルズームキットIIは、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II とAF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(IF)という2本のズームレンズがついているセット。望遠ズームレンズのほうには手ぶれ補正機構も内蔵されている。安く入手できればこのキットでもよいが、ボディだけ入手して、手ぶれ防止機能とAF用モーターを内蔵したタムロンのズボラレンズと組み合わせるのがベスト。D40はボディにAF用モーターが内蔵されていないので、AFモーター内蔵レンズでしかAFが利かないので注意。  Amazonで調べる
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量実売価格
ペンタックス K-x
Pentax K-x  Amazonで調べる

23.6×15.8mm CCD
4288×2848
2.7型23万画素122.5×91.5×67.5mm
515g(本体のみ)
ペンタックスのデジタル一眼レフにはライブビューや角度可変液晶などがないが、ボディに手ぶれ補正機構が内蔵されているので使いやすい。安く手に入れば、これも悪い選択ではない。ただ、タムロンのズボラレンズやシグマの30mmレンズが、ペンタックスマウントのものが品薄で、なかなか手に入りにくいので、事前によく調べてから買おう。  アマゾンで調べる
機種名撮像素子最高解像度
面積比較
手ぶれ補正機構液晶モニター寸法・重量Amazonで調べる
パナソニックG2K
Panasonic DMC-G2 Amazonで調べる

フォーサーズ(17.3×13.0) CCD
4000×3000
3.0型46万画素

◎バリアングル
124mm×83.6mm×74mm
371g(本体のみ)
2010年4月発売。マイクロフォーサーズ仕様では、後継機種GH2が出て価格が下がったG2が狙い目。ハイビジョン画質動画が撮れるのが売り。
フォーサーズは画質がシュアなので、スペック以上の満足感が得られる。フォーサーズでやってみたいというかたは、そのときのお買い得モデルをうまく見つけるとよい。  Amazonで調べる

お勧めはソニーα300(生産終了)とタムロン18-250mmの組み合わせ。チルトするライブビュー液晶モニターと超高域ズームレンズで、相当楽しめます。
今年、SONYがAPS-Cデジタル一眼専用に新設計して発表したF1.8/50mmの単焦点レンズも、安くて、シャープな映像が撮れるのでお勧め。画角が75mm相当となり、室内のポートレート用などには非常に重宝します。
α330はグリップに難点があるため、タムロン18-250mmのような重いレンズをつけるとホールド性がガクッと落ちるのが残念。
ただ、これは使う人によってかなり違うようで、マイコミジャーナルのレビューを読むと、編集部にいた女性スタッフは全員α330のほうが使いやすいと答えたそうです。というわけで、このグリップを苦にしない人ならお勧めです。
ニコンとペンタックスは、ずばり価格で選んでください。サブ機としても、例えばシグマの30mm/F1.4をつけっぱなしにしておくという使い方もあります。私のK100Dは、今ではシグマの30mm/F1.4をつけっぱなしの状態で、屋内専用モデルになっています。

マイクロフォーサーズのパナソニックG2のレンズキットは、ビデオ記録が多い人にはお買い得だと思います。
これに対して、オリンパス・ペン(E-P1)は、同じフォーサーズでもボディが小さすぎて、使えるレンズが限られるでしょう。グリップのほとんどないコンパクト機形状のボディに大きなレンズをつけても扱いにくくなるだけですから、このカメラにフォーサーズレンズ用マウントまでつけて大きなレンズをつけるというのは無理があると思います。
現実的には小型軽量のいくつかのレンズだけ使える「レンズ交換も可能なコンパクト機」ということになるでしょう。34mm相当の17mm F2.8をつけっぱなしにした高級コンパクトカメラとして考えるならよいかもしれませんが、それは一眼レフの使い方とは違うと思うのです。ここまで小さくするのなら、レンズ一体型の高級コンパクト機(パナソニックのLX5、キヤノンのG12やS95)のほうが実用性やコストパフォーマンスの点で有利ではないでしょうか。
というわけで、マイクロフォーサーズではパナソニックのモデルのほうが現実的かなと思いますが、静止画であらゆる状況に備えようとすれば、やはり明るいレンズや高倍率ズームがほしくなります。LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. L-RS014150(実質28-300mm)が11万円以上、LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH. L-X025が8万円代半ばですから、カメラ本体よりはるかに高い出費をレンズに投じなければならなくなり、APS-Cよりは不利です。


ズバリ! お勧めの組み合わせレンズはこれ

画素数を抑えたモデル+ズボラレンズ+明るい単焦点レンズという公式。最初からレンズも予算に入れておくことが大切だ。

SONY α33( or α300  or α330)+タムロンの18-250mm&シグマ30mm/F1.4 or SONY SAL50F14

APSサイズで液晶モニターがチルトするモデルはソニーにしかないので、ボディはソニーのチルト液晶モデルでいちばん画素数の少ない(抑えた)モデル。
それに常用レンズとしてタムロンの18-250mm/F3.5-6.3。
予算があれば、暗いところでの撮影用としてシグマ30mm F1.4 EX/DC または SONY50mm/F1.8を追加。
タムロン18-250mm
TAMRON AF18-250mm
F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF]
Macro デジタル専用
ソニー用 A18S
タムロン 18-250mm/F3.5-6.3
ガバサク流がお勧めする通称「ズボラレンズ」。28-375mm相当という、従来の一眼レフ用としては考えられなかったロングレンジのズーム。しかも、なんの切り替え操作もなくマクロ撮影もできるという万能レンズ。便利な分、画像が甘くなるのは致し方ないと割り切って使う。便利さが画質探求を上回る。
SONYブランドの18-250mm、18-200mmレンズもあるが、タムロンのOEMなので、安く手に入るタムロンブランドのものを買ったほうが得。
他に各社マウント用があるが、ニコンD40やD3000など、ボディにAF用モーターを内蔵していないカメラに取り付ける場合は、AFモーター内蔵タイプを選ぶこと。

シグマ 30mm F1.4 EX DC/HSM
(各社マウント用あり)
シグマ 30mm F1.4 EX/DC
単焦点標準レンズ。F1.4の明るさを持つデジタル一眼専用レンズは稀少(というか、現時点ではおそらく唯一の存在)。フォーサーズも含めて全社マウント用あり。HSM搭載モデルは、ボディにAF用モーターを内蔵していないNikon D40でもAFが可能。φ76.6mm x 59mm。430g。
SONY 50mm/F1.8 SAL50F18
ソニー DT 50mm F1.8 SAM SAL50F18 SAL50F18
SONY 50mm F1.8 (SAL50F18)
単焦点中望遠レンズ。F1.8の明るさを持つAPS-C用デジタル一眼専用レンズで、価格が非常に安いのがありがたい。暗い室内でフラッシュなしでの撮影でも、F1.8の明るさのおかげでかなり使える。35mmフィルムカメラ用の50mmレンズよりも被写体に近づけるため、同じ画角でも若干使いやすい。φ65.5mm×43mm。220g。実売価格は1万7000円前後。

Nikon D3000( or D40)ダブルズームキット+シグマ30mm/F1.4  or  Nikon D5000+タムロン18-270mm

ニコンのバリアングルモニター機D5000にタムロンの18-270mmをつけておけば、屋外では相当遊べる。室内でポートレート撮影などをする場合は、シグマ30mm/F1.4がほしい。
D40やD3000は、液晶モニターが動かない点が残念だが、画素数を抑えたコンパクト機として推薦。これらはお買い得のダブルズームセットが見つかりやすい。それに明るい単焦点レンズを追加するのもお勧めの買い揃え方。
ボディのみが安く入手できた場合は、やはりタムロンのズボラレンズとの組み合わせが楽でいい。ただし、レンズにAFモーターが内蔵されているタイプを選ぶこと。

シグマ 30mm F1.4 EX DC/HSM
(各社マウント用あり)
シグマ 30mm F1.4 EX/DC
単焦点標準レンズ。F1.4の明るさを持つデジタル一眼専用レンズは稀少(というか、現時点ではおそらく唯一の存在)。フォーサーズも含めて全社マウント用あり。HSM搭載モデルは、ボディにAF用モーターを内蔵していないNikon D40でもAFが可能。φ76.6mm x 59mm。430g。
タムロン18-250mm
TAMRON AF18-250mm
F/3.5-6.3 Di II
LD Aspherical
[IF] Macro
デジタル専用
AFモーター内蔵
ニコン用 A18NII
タムロン 18-250mm/F3.5-6.3
ガバサク流がお勧めする通称「ズボラレンズ」。28-375mm相当という、従来の一眼レフ用としては考えられなかったロングレンジのズーム。しかも、なんの切り替え操作もなくマクロ撮影もできるという万能レンズ。便利な分、画像が甘くなるのは致し方ないと割り切って使う。便利さが画質探求を上回る。
ニコンD40やD3000など、ボディにAF用モーターを内蔵していないカメラに取り付ける場合は、AFモーター内蔵タイプ(A18NII)を選ぶこと。A18NというAFモーターを内蔵していない安いタイプもあるので注意。A18NをD40やD3000につけても、AFが利かない! 必ずA18NIIのほうを買うこと。
Tamron 18-270mm
TAMRON AF18-270mm
F/3.5-6.3
DiIIVC LD Aspherical
[IF] ニコン用
AFモーター内蔵
MACRO B003NII
タムロン 18-270mm/F3.5-6.3
ガバサク流がお勧めする通称「ズボラレンズ」の新型。18-250mmを超える28-405mm相当という驚異的なズーム比を誇る。
AFモーター、手ぶれ防止機構がレンズ内に組み込まれている。ズボラレンズ党にとっては非常に魅力的なレンズだが、高価なのが難点。実質半額近くで変える18-250mmのほうで我慢しておくのも賢い選択か。

ペンタックス K-x +タムロン18-250mm+シグマ30mm/F1.4

ニコンの安価モデルの代わりにペンタックスでもよい。レンズキットはただ同然でついてくる場合を除いて不要。最初からズボラレンズと明るい単焦点レンズと組み合わせることを考える。
タムロン18-250mm
TAMRON AF18-250mm
F/3.5-6.3 Di II
LD Aspherical
[IF] Macro
デジタル専用
ペンタックス用 A18P
タムロン 18-250mm/F3.5-6.3
ガバサク流がお勧めする通称「ズボラレンズ」。28-375mm相当という、従来の一眼レフ用としては考えられなかったロングレンジのズーム。しかも、なんの切り替え操作もなくマクロ撮影もできるという万能レンズ。便利な分、画像が甘くなるのは致し方ないと割り切って使う。便利さが画質探求を上回る。
ペンタックス用は品薄状態なのが難点。

シグマ 30mm F1.4 EX DC/HSM
(各社マウント用あり)
シグマ 30mm F1.4 EX/DC
単焦点標準レンズ。F1.4の明るさを持つデジタル一眼専用レンズは稀少(というか、現時点ではおそらく唯一の存在)。フォーサーズも含めて全社マウント用あり。HSM搭載モデルは、ボディにAF用モーターを内蔵していないNikon D40でもAFが可能。φ76.6mm x 59mm。430g。

デジタル一眼でなければならない条件を考える

すでに掲載した内容ですが、最後に「デジタル一眼レフ」とは何かということをおさらいしておきましょう。

デジタル一眼レフカメラの問題点は、
  1. 暗いレンズしか持っていなかったら使用条件が限定され、あまり意味がない
  2. 「使える明るいレンズ」があまりなく、あってもあまりにも高価すぎる
  3. 液晶モニターで同時モニターできないものが多い
  4. 大きくて重い
  5. シャッター音がする
といったところです。
そこで、ガバサク流としてデジタル一眼レフカメラを買う場合の注意点を並べると、
  1. チルトするライブビュー液晶モニターがついている機種を優先的に選ぶ
  2. レンズはメーカー純正の暗いセットもの(F3.5-5.6がほとんど)ではなく、タムロンやシグマなどのレンズメーカーで出している、一段階明るいレンズ(全域F2.8など)を選ぶ
  3. レンズが暗くても、超広域ズーム(通称「ズボラレンズ」18-250mmなど)は極めて便利なのでお勧めである
  4. ズボラレンズは倍率が高く、明るくもないので、手ぶれ補正機構は必須。ボディに手ぶれ補正機構が内蔵されていないキヤノン、ニコンの製品を選ぶ場合は、手ぶれ補正機構が内蔵されているレンズを組み合わせる
以上の点を考慮して選んでみてください。
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