阿武隈梁山泊外伝:全村避難の村に起きたこと

(たくき よしみつ・著 Tanupack) 解説
阿武隈梁山泊外伝
  •    書 名:『阿武隈梁山泊外伝:全村避難の村に起きたこと』(Tanupack)
  •    発 売:2016年9月27日
  •    種 別:電子書籍版 Kindle、iBooks、WEBブラウザなど対応
  •    著 者:たくき よしみつ
  •    版 元:Tanupack、2016.09.27
  •    価 格:500円
   

原発爆発~避難だけではない「田舎暮らしの真実」


福島県川内村で暮らしていた作家・たくき よしみつが経験した「フクシマ」のリアルな姿を描いた『裸のフクシマ』(講談社刊)は、多くの書評でその的確さ、冷静さ、驚くべき内容について絶賛されました。
本書はその続編、あるいは表に書けなかった、より赤裸々で濃厚なエピソード集です。
メディアではとかく「原発被災者の悲劇」というドラマだけを切り取って伝えようとしますが、そもそも原発安全神話や杜撰な運営体制はどのようにして生まれたのかという反省に結びついていません。
原発をはじめとする巨大な外部マネーにすがり続ける過疎地に移り住んだ都会人たちは、どのようにその土地に溶け込み、奮闘してきたのか……短期取材などでは到底見えてこない「田舎暮らしの真実」を、誇張することなく、実際に体験したことだけを並べて伝えます。
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 阿武隈梁山泊外伝:全村避難の村に起きたこと 目次

序・「あぶくま」の神性

1 越後から阿武隈へ
 越後で学んだこと
 「桃源郷」の意味
 侵略者を神と崇める

2 阿武隈梁山泊人物録
 阿武隈梁山泊人物録
 生まれて初めて家を建てた
 モリアオガエル同棲計画

3 阿武隈での生活が始まる
 テロリストと呼ばれて
 村と東京電力との関係
 イモリの代弁者になる

4 巨大風力発電施設計画の悪夢
 母の死
 井戸掘り
 巨大風車建設計画

5 山が破壊される
 村長は知らなかった
 村を二分する対立が再び
 平気で嘘をつく人たち

6 ウィンドファーム建設阻止に奔走する
 福島県に要望書を提出
 秋山豊寛さんと会う
 顔も見せなかった県の責任者

7 裏山は守られたが……
 水俣市長と話す
 加藤登紀子さんと経産省を訪ねる
 村長がついに受け入れ拒否を表明

8 それぞれの田舎暮らし
 それぞれの「田舎暮らし」
 きのこ里山の会とカエル神社プロジェクト
 亜鉛閣と蝉鳴寮
 仕事ができる大人が移住してくることが不可欠

9 過疎地での文化活動
 過疎地でアーティスト活動はできるのか
 阿武隈の狛犬たちを全国に紹介
 タニシ倶楽部と阿武隈アートトイレプロジェクト
 まずは自ら楽しむ

10 原発爆発
 巨大風車に囲まれて
 そして3・11
 原発爆発
 神宮寺で一泊
 川崎へ

11 情報錯綜の中で
 放射線量計を買う
 完全に情報孤児となっていた周辺自治体
 ネットだけが頼りだった 
 20km、30kmで区切られたことによる混乱
 一時帰宅

12 全村避難中の村に戻る決意をする
 あのとき誰がどう行動したか 
 20km、30km境界線をめぐる混乱
 阿武隈に戻る決意を固める

13 「緊急時避難準備区域」での生活
 全村避難直前の飯舘村に行く
 「出世した」ジョンと取り残された犬猫たち
 賠償金バブルが始まる
 帰村派vs避難継続希望派の対立

14 村が変わっていく
 村の空気が変わった
 復活の米の顛末
 「避難者」も事情がいろいろ
 移住先を探す

15 阿武隈を去る決意
 引っ越し
 モリアオガエル
 福島は「フクシマ」を忘れたいのか?
 二つの映画

16 梁山泊の果て
 梁山泊の行く末
 さらばタヌパック阿武隈
 「フクシマ」の問題とは何だったのか
 「フクシマ」の中で生き抜くために


阿武隈梁山泊外伝:全村避難の村に起きたこと
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