通算4台目のデジカメを買った。
1台目は
オリンパスのC-420Lという固定焦点レンズのついたモデル。
1997年発売直後に買ったと記憶している。
撮像素子は総画素35万画素。1/3インチCCD。
記録画像は640×480ピクセル(いわゆるVGAサイズ)が「高画質モード」で、標準モードは320×240ピクセルだった。
レンズは35mmフィルム換算で36mm相当のF2.8。焦点距離は20cm~∞。
シャッター速度は 1/4~1/10000秒。
1997年といえば、デジカメはまだまだ銀塩カメラと性能を比較すること自体ナンセンスという状況で、買った当初は「へええ、デジカメでもこんなによく写るんだぁ」と感嘆したものだった。
このカメラは今は林家しん平師匠にあげてしまって、僕の手元にはない。しん平師匠は今でもこのデジカメで撮影した写真をリサイズもせず(^^;;に画像付き掲示板にアップしているようだ。
次に買ったのは
オリンパスのC-2000Zというモデル。発売されたのは1999年4月で、出た当初からほしかったのだが、実売価格が9万円近くて、とても買えなかった。
ようやく決断して購入したのが秋。ところが8万円台で買った3日後に、次のモデル
C-2020Zが発表されて大ショック。C-2000の価格はたちまち6万円台に暴落。ああ、もう少し待てばよかった。
このカメラは誰もが認める名機で、2004年の今なお十二分に現役として活躍できる。
撮像素子は1/2インチCCDで総画素数211万画素。記録画像は 1,600×1,200ピクセル、1,024×768ピクセル、640×480ピクセルの3モード(実際には1600×1200ではTIFFと、圧縮率の違うJPEG2種が設定できたので、全部で5段階)。僕はもっぱら1024×768で撮影していた。記憶メディア(これはスマートメディア)がまだ8MBとか16MBくらいだったので、最高画質などで撮るとあっと言う間に撮りきってしまったからだ。
レンズは35mmフィルム換算35~105mm相当の3倍ズーム。F2.0~2.8という明るさはこのクラスのデジカメとしては画期的だった。C-2000がほしかった最大の理由も、この明るいレンズだった。
その後、SONYの
F-707というデジタル一眼レフを買った。一眼レフといっても、レンズ交換はできない。
レンズは5倍ズーム(35mm換算で38~190mm)。F2.0~2.4。フィルター径が58mmもある本格的なレンズを搭載していて、CCDは2/3インチ型。
総画素数は520万(有効画素数500万)画素だが、これも、最高画質で撮影することは滅多にない。
このカメラは相当気に入っていて、今はもうC-2000Zは完全なサブ機になってしまった。
しかし、デジカメの利点のひとつである、いつでもどこでもメモ代わりに……という利用法には、F-707はあまりにもでかすぎる。ポケットに入れて持ち歩ける、携帯電話より小さなデジカメを1台ほしくなったのだ。
カタログを比較検討した結果、やはりSONYのU-40というのがよさそうだと思えた。
MP3レコーダーになるとか、ズームがどうのというのは切り捨てる。小さいのだから、欲張ってはいけない。その代わり、普通の写真は極力まともに撮れるやつがいい。
ヤフオクで探したら、前モデルの
U-30なら結構な数出ていた。ヤフオクでの取引価格は新品で大体1万6000円前後。ほぼその値段で新品を入手。
冒頭の写真↑がそれだ。
シガレットケースより小さく、重さは電池・ストラップも入れて120gくらい。今使っている携帯電話が約100gなので、ほぼ同じくらいの質量。