日記 2004/08/22の4

津南町

展望台
誰が書いた? 津南町は遠かった。
国道405号線を南下していくのだが、これが国道とは名ばかりのワインディングロードで命がけ。コーナーミラーくらい設置してほしいぞ。
管理人のおばさんが「湯沢インターまで、慣れている人なら1時間くらい」と言っていたが「慣れている人なら」の意味がよく分かった。
マウンテンパーク津南にアート作品がかたまっているはずなので、まずはそこをめざしたのだが、これもまた遠かった。
冬はスキー場になるのだが、夏は閑散としていて、クルマ一台すれ違わなかった。
お目当てのアート作品が見つからないまま展望台まで到着。
眺めはこの通り↑
展望台内にオニヤンマが2匹閉じこめられていたので、苦労して捕獲・解放。素手で掴むと噛みつかれちゃうもんね。子供の頃は何度も噛まれたことがある。あの痛みは記憶として残っているけれど、今の子供たちは、ほとんどそうした体験もないまま大人になるのだろうなあ。
それにしても、この日本語は日本人が書いたのか? →
VOWですね。

片づけられてしまった看板 引き返す道すがら、今度は注意深く「アート作品」を探すが、なかなか見つからない。
ガイドマップでは、池の中と周囲に数点あるはずなのだが、道沿いには案内看板もない。
このへんかな、というあたりに車を停めて歩いて探した。
池のそばの物置の中に、芸術祭開催期間中に使っていたと思われる案内看板が片づけられていた。
終わったらあとは野となれ山となれなのね。
下の写真は『森』(本間純)という作品。
蒲鉾型のトタン板倉庫の中に、鉛筆をびっしり並べたという作品なのだが、案内板はおろか、作品へのアプローチさえ消滅していて、草が生い茂った斜面を当てずっぽうに登った果てにようやくご対面。
いい機会なので、ここでガラス越しの撮影のレクチャー。
こういう場合、ガラスから離れて撮影すると、下のように自分が写ってしまう。
失敗写真の例
もちろん、ストロボなんかたいたらガラスに光が反射してもっと悲惨なことになる。
こういう場合は、ガラスにカメラのレンズをピッタリ押しつけて撮影する。そうすればうまくいく。 ↓
ガラスにレンズを押しつけて撮影
他に、池の中には『Bed for the Cold』(西雅秋)という作品。白くて丸い皿 or 枠のようなものが浮かんでいるのだが、説明されなければ誰も気づかない。
これは『再生』(栗村江利)という作品。↓
後に池を入れるため、カメラを頭上高く掲げて撮影。
再生
竜ケ窪 ひまわり畑は終わっていた。
「終わる」というのは、花期が終わるという意味ではなく、収穫してしまうらしい。観光用ではなく、出荷用というか、ひまわり油などの原料として収穫しているのかもしれない。
ま、これは来年。でも津南は遠いなあ。
その先、龍ケ窪というところまで行ってみた。ここは「霊水」というか「名水」で有名らしい。
ペットボトルを両手に何本もぶら下げたおじさんとすれ違った。

家に帰ったら、予備校界の名物講師・斎藤先生から「たくきさんの本が『バカの壁』の隣りに平積みになってましたよ」と報告メールが入っていた。
ほんとかね? と答えたら、携帯(PHS)で写真を撮って送ってくれた。
バカの壁の隣りに積まれているがばさく
おお、ほんとだ。すごいすごい。
でも、僕自身はまだ、ガバサクが書店に並んでいるのを見たことがない。
あの『バカの壁』の隣りに積まれているくらいだから、少なくともこの書店では売れているのだと思うのだけれど、そもそも入荷していない書店のほうが圧倒的に多いのよね。
ざんねん!


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