桜漫遊記

日記 2005/04/24の4

暗くなってきたので、最後にしようと思って訪れた田村大元神社。狛犬はいなかったが、表門と社殿の木彫がすばらしい。
表門は慶応3(1867)年の建立。本殿は廃仏毀釈で壊されたものを、明治33年に再建。文化8年の再建時に使われた部材を再組み立てしたらしい。面白い木彫が随所に見られる。木鼻だけでも龍、像、獅子、麒麟などさまざまな動物があしらわれ、そのすべてが阿吽になっている。
ヨーロッパのガーゴイルにも通じるものがあり、見ていて飽きることがない。暗くなっていたが、写真を撮りまくった。

↑表門に刻まれた麒麟

↑阿吽のドラゴン。羽があるところがヨーロッパ風

↑表門の上に居座る大きな龍。これも阿吽になっている

↑本殿には不思議な彫刻絵画がたくさん彫られている

↑本殿。桜そっちのけで木彫ばかり見ていた。
三春町はその名の通り春がいいですね。春に3回くらい訪れてじっくり回ってみたいもの。
帰り道、満月が出ていたので、ついでにこれも撮っておくか……。
こういう写真も難しい。山が夕陽で赤く燃えているのを表そうとすると月が白く飛んでしまうし、月をきれいに写そうとすると、絞らなければならないので山の色は黒くなる。山の端で選択してそれぞれの領域を補正すればよさそうだけれど、WEB日記のレベルではそこまでやる元気がない(^^;;
帰り道、こんなへんなものも……↓
道端のボーリングのピン。なんか、昔これと同じものを見たような気が……。デジャ・ヴュ? この道はいつか来た道……なのかな。
(以上、2005年4月23日)


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