オンラインソフトとは、WEBなどを通じてファイルのまま配布されるソフトで、一般に、無料で配布される「フリーソフト」と、有料の「シェアウェア」に大別されます。
アメリカでは、著作権そのものを放棄したと見なされる「パブリックドメインソフト(PDS)」というものもありますが、日本では、「あらゆる著作物は、作られた時点で自動的にその作者に著作権が生じる」という解釈なので、自由に配布することはできますが、完全な「著作権フリー」という概念は難しいようです。
箱に入ってパソコンショップで売られているソフトに比べると何か胡散臭く感じてしまうというかたも多いようですが、それは大きな間違いです。
例えば、信頼性が第一のサーバーマシンは、多くがUNIX系OSを使用しています。ウィンドウズは有料ですが(^^;;、UNIX系OSは一般にフリーです。(企業が使いやすいようにツール類と一緒にパッケージ化して売っているケースはありますが、基本部分は公開されています。)
また、日頃お世話になっている電子メールサーバーやWEBサーバーという「ソフト」も、多くは「フリーソフト」です。(「WEBサーバー」や「メールサーバー」は、マシンのことだけではなく、マシンの中で動いている「ソフト」のことも意味します。ちなみに「WEBサーバー」にはApacheなどのソフトが使われていますが、これもフリーで公開されています。)
これらは当然、実績があるからこそ採用されているわけで、コンピュータソフトに関しては、性能と値段は関係ないんですね。
また、「こんなことができるといいのになぁ」というちょっとした要望を満たしてくれる便利ソフト類が多いのもオンラインソフトの魅力。知らないと大損してしまいます。
フリーソフトについては、AICのコラム
『デジタルストレス王』の中でも書いていますので、よかったら読んでみてください。
こちらです。