More ソフ得!　=ソフトの宝島=

私は住所録ソフトにAddressBookというシェアウェアを使っています。Windows3.1時代から存在する非常に古いソフトで、機能的には、郵便番号→住所変換ができないなど、住所録ソフトとしては致命的な欠点もいくつもあるのですが、いまだにデータの入れ替えが面倒で、他のソフトに乗り換えていません。
市販のビジネスソフトの中には、非常に高価なものがあります。購入して、満足できなかったら返金というわけにはいきません。その意味では、試用期間があるシェアウェアのほうが安心して試すことができます。
このオンライン時代、請求書だの領収書だのといった印刷物が郵便で行ったり来たりするのは感心しませんが、いまだにそうした書類がないと仕事ができないという職場もたくさん存在しますね。文句を言っていても仕方がないので、それらしい書類を簡単に見栄えよく作成するわけですが、このソフトなどはトライアルバージョンは無料で使えますのでありがたい存在です。

　これひとつで、見積/納品/請求の各明細書、合計請求書、領収証、その他帳票を作成できます。中小規模の営業所や自営業者なら、機能は十分でしょう。
　初期設定をしておけば、顧客別に共通事項が入力済み状態で再現できますので、いちいちゼロから書き入れる手間を省けます。
　社名ロゴや会社印、担当者印の画像ファイルを所定位置にカラー印刷可能なので、PDFファイルでメールに添付する場合にも便利です。相手方でプリントしてもらえば、それなりに「はんこの押された」体裁の書類が再現できます。
　それにしても、こうした書類の山は極力減らしていきたいものです。ドメイン取得のように、他社に登録されたらおしまいという状況で、悠長に「請求書を発行して、代表者印を押して郵送してください。月末締めの翌月末支払いになります」なんて言っている会社がありますが、それではこのインターネット時代を生き抜けないでしょう。どんなに優れたコンピュータソフトを使っても、経営者の理解力なくしては、会社の作業形態改革はできませんね。

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