More ソフ得! =ソフトの宝島=
第85回 oshima.exe
携帯文化には疎いのですが……
おーしまえぐぜ、と読みます。
作者が語っているように、自分用に開発したソフトが出発点らしいですね。複数の機能がありますが、メイン?は、携帯端末で使う独自の絵文字をパソコンから入力できるようにするという機能。
上の画面は、各社携帯からDoCoMoを選び、その絵文字一覧を表示させ、コード変換しているところです。
DoCoMoの絵文字をいくつか指定してShift-JISテキスト表示させています。
念捻殮簾獵令煉濾旅廬女礪濾旅廬
↑
こういうコードが出力されています。これをそのままHTML内に記述すると、
念捻殮簾獵令煉濾旅廬女礪濾旅廬
↑
このように、読めない漢字の羅列になります。Windowsではこのコード番号にはこうした文字が配置されているということですね。ところが、DoCoMoの携帯では、Shift-JISの同じ場所に、独自の絵文字を配置しているので、絵文字が表示されるわけです。
DoCoMo用のサイトを作る場合、HTML内にはこのコードを書いておけば絵文字が表示されます。
携帯用絵文字を画像として出力する機能もあります。こんな感じ↓
携帯端末でないのになぜDoCoMoの絵文字が表示できるのかといえば、↑これはフォントではなく画像そのものなのであります。なぁんだ。でも、WEB用サイトで携帯の説明をする場合などには重宝します。WEBだけでなく、ワードや各種DTP文書にもそのまま取り入れることができます。
オマケ機能もいろいろ
携帯の絵文字関連以外にもいろいろオマケ機能がついています。上図は、カラー指定を実際に目で見ながらできるという簡易カラーチャート機能。背景色と本文文字の色合わせ、link文字などの色決めなどに有効です。
こういう個性的な小物ツール、好きですね。フリーソフトのよいところはこういうものが手に入ること。市販ソフトではまずこういうソフトはありません。
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