このミニコラムもついに90回であります。あと10回でもっときりがいい数字になるのに、なんで90回で区切るのかって? いや、ここまで続くとは思わなかったしぃ、100回まで続けさせてくれるかどうか分かんないしぃ……。(ギャル語変換か!)
小物ソフト特集というよりは、変なソフト特集ですかね。
●新幹線で京都へ2000(作者:佐々木康史)
これはびっくりしますね。こういうソフトを作る情熱というかなんというか……そのへんに。
まあ、私も狛犬の本を自費出版したりしてますから、多くの人たちから見れば鉄道マニア以上に変なおじさんかもしれませんが……。
新幹線が京都駅まで走る様子をリアルタイムで表示……と言っても、どの程度までリアルなのか検証できる人は少ないでしょう。姉妹品?の「東京駅新幹線ホーム」「新大阪駅新幹線ホーム」などはもう少し分かりやすいかも。う〜〜ん、とにかく不思議な世界としか言えないわ!(南海きゃんでぃーず風)。
●砂(作者:四井 賢一郎)
砂が上から下に落ちていくだけのアクセサリー。これ、ものすご〜く古いソフトです。Windows3.1時代に見つけて、感心した記憶があります。
今のパソコンのCPU性能だと、デフォルト設定では砂の流れが速すぎてわけわかりません。設定で速度を遅くしてみてください。
砂場遊びをパソコンで……という不思議な手触りのソフトですねえ。
●ひと(作者:T.Torii)
多数の人が勝手に動き回るスクリーンセーバー。「砂」に通じるものがありますが、違う趣でもあり、じーっと(というかぼーっと)見ているとだんだん変な気分になってきます。
●死神くん(作者:Harada Mamoru)
生年月日を入力すると、いつ死に神が迎えに来るかを予言するという、それだけのソフト。平均余命データを単純に呼び出しているだけなんですが、断言されちゃうと思わずぎょっとします。
ちなみに私の場合、2034年8月28日に死ぬそうです。あと30年は生きられないわけね。
★このソフトは作者の意向によりベクターから削除したようです。おそらく発表を取り消したのでしょう。
作者宛に嫌がらせメールなどが送られた結果ではないことを祈ります。(2005年1月28日追記)
●NHP55000(PAQ)
NHPとはNoiseのHairu Playerの略。アナログレコードプレイヤーやカセットテープの実際のノイズを混ぜて再生する、アナログプレーヤーの形をしたCDプレイヤー。一種のジョークソフトととるか、真面目に使うか、そのへんがマニアとか変人とか呼ばれるか否かの境界線……なんていうとまた怒られそう。
☆ これらのソフトのダウンロードは
こちらから (現在、多くのフリーソフトが配布終了になっています。似たようなソフトが出ていないか、窓の杜やVECTORのサイトで探してみてください。)
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