
翌日、別々の店から届きました。
購入価格は、
本体:60,718円(税込。うち消費税分は2,891円)
送料無料
レンズ:SONY DT 18-250mm F3.5-6.3
57,700円(税込。うち消費税分は2,885円)
送料 :300円
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合計:11万8718円
これにキャッシュバックキャンペーンのマイナス1万円を入れると、10万8798円(80円はキャッシュバックキャンペーン応募の切手代)。
タムロンのレンズがあれば、最低販売価格は4万1000円くらいなので、9万円ちょっとで揃ったことになりますが、まあ、在庫がないのですから仕方がないですね。
あまり望遠は使わないというかたには、タムロンの17-50mm F2.8との組み合わせがお勧めですが、これも在庫切れで次回入荷は8月下旬くらいとのこと。
せっかくα300が出ても、レンズがないのでは興醒めですね。ほんと、困りました。頑張って増産してください>タムロンさん。
やはりこれは同じもの
タムロンの18-250mmレンズは、NikonマウントのものとPentaxマウントのものを持っていて、このSONYマウントのレンズで3本目です。実際にタムロンブランドのレンズと並べてみましたが、まったく同じものですね。
スペック表を見て確信はしていましたが、実物を並べてみて、実証できた感じです。
好みもあるでしょうが、私はむしろタムロンブランドのほうがデザインも高級に見えます。
大きな違いはリングにウレタン?加工のすべり止めがついているかどうか。SONYブランドのほうはプラスチックのギザギザのみで、触感がやや劣ります。
タムロンのアイデンティティみたいな金色のリングの有無はまあ、好みが別れるところでしょう。
それよりも、レンズキャップにでっかく入っているオレンジ色の「α」のロゴがちょっと安っぽい感じがしました。
いずれにせよ、内容が同じで価格が1万円違うのはやるせないですねえ。
そうそう、SONYはレンズ一体型デジカメでは、レンズをカールツァイスのブランドでPRしていましたが、αの交換レンズではその商法はもう通用しないと思ったのでしょうか。ブランド代でさらに5000円高くなる、なんていうのでは困るので、余計なブランド戦略をやめたのであれば大歓迎です。
それと、最後の大誤算は、このカメラにはメモリスティックが使えないということ。
WEBでカタログを見て、メモリスティックDuoが使えるとあったので、4GBのメモリスティックデュオと、2GBのSDカード+SDカード⇒メモリスティックへの変換アダプタを購入したのですが、いざ入れようとしたらメモリスティックのスロットがない!
カタログではなく、カメラの説明書を読むと、な、なんと、「メモリスティックは使えません。メモリスティックDuoを使う場合は、別売のコンパクトフラッシュ対応アダプタをご利用ください」とあるではないですか。
そのコンパクトフラッシュ対応アダプタなるものは、6000円くらいします。そんな金があるなら、最初から8GBくらいのCFが買えてしまいます。まったく無駄な出費をしてしまいました。
私が持っているSONYのデジカメは、F707が壊れてしまった今、U50だけ。まさかU50に4GBのメモリスティックDuoを入れる気はしませんから(1万枚超える? そもそも4GBは認識しない?)、これはまたヤフオクで転売です。
SONYさん、メモリスティックはもうやめます、と公言したらどうでしょう。そうでなければ、そのアダプタとやらを最初から付けて本体を売るべきです。今までメモリスティックを買い続けてきたSONYユーザーに対して、そのくらいの仁義はきってくださいよ。
撮影リポートは、阿武隈日記の
⇒ここに掲載しました。
まだ使い慣れていませんが、とにかくチルトするライブビュー液晶の威力は圧倒的。地面に置いて小動物を横から撮るといった、他の一眼レフでは決して撮れない写真が可能になる魅力は大きいですね。
AFはちょっと遅い感じ。これは合わせるレンズにもよるでしょうが。
露出の自動測定精度はかなり優秀。内蔵フラッシュの調光も良好。欲を言えば、天井ストロボができるように、二段階角度でフラッシュが起こせるようになっていれば最高でしたが、そこまではやってくれませんでした。残念。
シャッター音はゴトンゴトンという感じで、決して心地よい音ではないです。連写はJPEGで記録する限り無限連写が可能ということで、これは今まで使っていたK100Dとは大違い。
操作ボタンの位置は使いづらく、露出補正などがもう少しやりやすいといいんですが、残念。
あと、眼鏡をかけている人にとっては、ファインダーのゴムが邪魔で、うまく視野が確保できません。こういう経験は初めてなので、このゴムファインダーカバーの設計に問題がありそう。ファインダーを覗くと自動的にAFがスタートするというのも、誤作動ばかりで、結局は切ってしまうことになります。いらないな。
色味は少し浅い感じ。ピンク色の花などを撮ると、鮮やかさがなかなか出てくれません。
ファインダー撮影とライブビュー液晶の切り替えはスムーズです。ただ、切り替えボタンの位置はもう少し工夫できたのでは?
それと、ファインダー撮影のときは自動アフターレビューが液晶に出ないというのが残念でした。メニューで設定できればいいのに。
操作感などは、慣れもあるでしょうが、K100Dのゆる〜い感触が好きでした。でも、連写性能などはα300のほうが圧勝。
なにより、ライブビュー液晶の威力は圧倒的。メインマシンは当然、今後はα300になります。