◆日記 01/01/05
今日の放哉
その後のゴロ(2)
井谷さんに催促されてしまったので(^^;;、手術後のゴロ報告その2です。
ご覧の通り、元気にしていますが、いろいろ問題を抱えています。
胃の開腹手術は、術後良好で、傷口もふさがってきました。今日あたりはもう餌も食べています。流動食は無理矢理押し込んでもなかなか受け付けません。まだ固いものは心配だとのことですが、自分から食べようとしている分には食べさせたほうがいいんじゃないかと思い、少しずつ食べさせています。
今まで常食にしていた餌は、繊維質が10パーセント以下と表示されていて、しょーもない代物だと判明したのでやめました。いちばんいいのは、OXBOW社(カナダ)の BUNNY BASICS/T というペレットで、これは繊維質が25パーセント以上と、国内で生産されているウサギ用ペレットとは比較にならないくらいの良質フードらしいです。たまたまこれもこの前(手術前)買ってきて(そうとは知らずに)あったんですが、今は食べません。仕方なく、GEXという会社の「ウサギの健康食」なる固形フードを与えています。これは繊維質16パーセント以上。
あとは、市販の冷凍青汁(ケール100パーセント)に蜂蜜を入れたものを飲んでいます。
水分がいつもより多いせいもあって、ウンチは柔らかめ。時々下痢症状。
それより困るのは、タマタマ袋を舐めてしまい、それがもとで炎症を起こしていること。舐めないようにと獣医さんにカラー(メガフォン型の首輪)をされてしまったんですが、これをしていると餌も食べられない、水も飲めない、トイレも行けない状態なので、外しました。
薬は抗生剤を1日1回。腸を動かす薬を1日2回。これが大変。暴れるゴロをバスタオルでぐるぐる巻にして、首だけ出させて無理矢理注射器(もちろん針なし)で口の中に流し込むんですが、渾身の力を込めて暴れる。獣医さんの前だとおとなしくしているくせに、なんてやつでしょう。腹を割かれた相手には服従で、ご飯をくれる飼い主様には逆らう。いい根性です。
胃の手術はこのままくっついて、抜糸できそうですが、タマタマ袋の炎症が困ったもんです。舐めさえしなければ、放っておいても治るでしょうとのことなんですが。
体重1.2kg。体力は良好。オシッコの出もちょっと心配。ずっと放し飼いだったので、ケージに閉じこめたことがないんですね。だから、ケージの中ではオシッコを我慢してしまう。トイレに入れても、しばらくはしない。日頃から長トイレなんですが……。オシッコの色もちょっと変で、それが心配。
なんとかこのまま順調に回復してくれればと思っています。
上の写真は、一昨日(3日)、久しぶりにベランダでひなたぼっこするゴロ。顔がぼーっとしてますね。パンジーの花を食っていましたが、大丈夫なのだろうか。獣医さんは、葉っぱものなどは食べさせ始めていいと言っていましたが、パンジーの花って、食ってもいいものなのだろうか。手前に見えているのはエン麦。「わんにゃんの好きな草」とかって売っていたやつですが、あれって胃の中の毛玉を吐き出すための草じゃなかったっけ。ウサギはものを吐けないらしいです。だからまあ、普通に消化するとは思うんですが。
しかしまあ、入院した直後は、そのまま死んでしまうんではないかと覚悟を決めていましたので、こんな風に、のんびりとひなたぼっこができるようになるとは祝着至極。あと1,2週間くらい頑張ってくれれば、なんとかなりそうな感じがしてきました。
一つ前の日記へ
次の日記へ