日記 03/01/30



ワイコンを買った


 
通常のワイド側で撮影 ワイドコンバージョンレンズ使用
 
(ワイドコンバージョンレンズを使わない撮影-左-と使った撮影-右-)

SONYのF-707を買って1年以上経っただろうか。
ワイド側が物足りなくて、室内を広く撮影したいときなどはいつも困っていた。かといって、ワイドコンバージョンレンズは大袈裟だしなあ……と思っていたのだが、ついに買ってしまった。
狛犬撮影ではあまり使わないと思う。神社の全景を撮影したいときなどは使うかもしれないけど、なにせ、持ち歩くのは大変だし。
で、さっそく使ってみました。こんな感じですね。

F-707のレンズ口径は58ミリ。このワイコンの口径が52ミリ。口径変換リングを使わなければならないのがちょっと面倒。
SONYの純正のやつで0.7倍のタイプ(VCL-MHG07A)。値段は1万2000円。ヨドバシのポイントが残っていたので7000円弱。贅沢だな。
ワイドコンバージョンレンズをつけたF-707
ワイドコンバージョンレンズを取り付けたF-707



取り付けた後、えらい目に合った。
カメラには常に58ミリのレンズプロテクターをつけていて、その上から取り付けたところ、プロテクターと口径変換リングががっちりくっついてしまい、何をやってもとれなくなってしまったんですね。
悪戦苦闘1時間以上。最後は水道用の大型レンチを持ち出して、指にひっかき傷をつけながらようやく取り外し成功。
ワイコンをつけるときは、プロテクターを外してからにしたほうがよさそう。でも、そうすると今度はリングとカメラレンズが取れなくなったりして……それはもっと困るなあ。
ワイコンをつけたときのExif情報(ファイルに保存される、撮影時のデータ)はどうなるのかしら。
見てみましょ。
DateTime - 2003:02:07 20:05:39
ExposureTime - 10/20 seconds
FNumber - 4.0000
ExposureProgram - 3 (aperture priority)
ISOSpeedRatings - 100
MaxApertureValue - F 2.04
MeteringMode - 5 (multi-segment)
LightSource - 0 (auto)
Flash - 0 (no flash)
FocalLength - 9.7000 mm
----------------------------------------------------------------
DateTime - 2003:02:07 20:07:13
ExposureTime - 10/60 seconds
FNumber - 2.2000
ExposureProgram - 3 (aperture priority)
ISOSpeedRatings - 100
MaxApertureValue - F 2.04
MeteringMode - 5 (multi-segment)
LightSource - 0 (auto)
Flash - 0 (no flash)
FocalLength - 9.7000 mm


……変わらないのね。同じ9.7ミリ(35ミリカメラ換算だと38ミリくらい?)になっている。ワイコンをつけたときの焦点距離変化は記録されないらしい。
確か、F-707のワイド側は、35ミリ換算で38ミリなので、38×0.7=26.7ミリくらいになっているはず。まあ、相当ワイド。これ以上ワイドになると、いわゆる魚眼レンズ。
しかし、どれだけ活躍するんだろうなあ。ちょっと疑問。
カメラの趣味は、根性が必要ですね。重い一眼レフと交換レンズを持ち歩くのが嫌でデジカメになり、でも、レンズ性能が物足りなくてF-707を買い、さらに物足りなくてコンバージョンレンズを買い……。そこまでやるなら、本格一眼レフデジカメにすればいいようなもんだが、そこまでは根性がないわけで……。
そういえば、F-717という後継機種が出ている。何が違うのか、あまり気にしないことにしよう。

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