日記 03/09/03の3
大地の芸術祭2003探訪 中里村編 2
ミオン中里の裏手を流れる信濃川に沿って、『温かいイメージのために─信濃川』(坂口寛敏)という連作庭園が続いている。順番に「星の広場」「地の広場」「水の広場」と続く。
ゆったりとした大きな作品で好感が持てた。
上の3つは真ん中にある「地の広場」。石ブロックで造った小さなオブジェ(ところによって踏み台のようでもありベンチのようでもあり)が点在していてアクセントになっている。
これが最後にある「水の広場」↑。晴れた夏の日には遊び場になるだろう。残念ながら、訪れたこの日は雨。
付近の丘には『信濃川はかつて現在より25メートル高い位置を流れていた─天空に浮かぶ信濃川の軌跡』(磯辺行久)という作品がある。産廃処理場建設反対の横断幕かと思ってしまった。↑
近づくとこんな感じ。美しい作品とは言い難いですねえ。↓
『信濃川はかつて現在より25メートル高い位置を流れていた─天空に浮かぶ信濃川の軌跡』(磯辺行久)↑
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……え?
これも「冗談作品」で、トリックだろうって? 護岸工事かダム工事現場の足場を写しただけじゃないか……と。その証拠になんとかグループとかって建設業者名が見えているぞ、って……。
いえいえ、もう冗談はなしですってば。これ、ほんとに「作品」なんですってば。ほんとにほんと。
これは中里村役場横にある「ユーモールショッピングセンター」駐車場に建つ『克雪人』(牛波、中国)という作品。コメントは……なしにしておこう。
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