日記 2004/08/22の2

夢の家

夢の家
「夢の家」は上湯地区の奥にあった廃屋を改装した作品。作者は旧ユーゴスラビア出身の女性、マリーナ・アブラモヴィッチ。
2000年の大地の芸術祭出品作で、その後もこの地区の人たちが管理している。今でも見学(400円)はもちろん、宿泊(6000円。食事代別)ができる。
我が家と同じ杉板鱗張りの木造2階建てだが、こちらは100年経っているというだけあって、柱などは我が家よりずっと太い。
説明のための部屋
ここは「説明のための部屋」。真ん中に並べられたグラスも作品の一部なんだとか。
宿泊希望者は、まずこの部屋で管理人から説明を受ける。
「夢の家」は「夢のような家」という意味ではなく、「夢を見るための家」。宿泊者は、カラフルな宇宙服みたいなパジャマ(ほとんど越冬隊員のシュラフという感じ。夏は暑いだろうなあ)を着て、そのパジャマと同じ色の部屋で眠る。目的は「夢を見る」こと。
これがパジャマ

この特製パジャマ?の中には、拳ほどもある強力磁石が何個も埋め込まれている。超強力ピップエレキバンですね。この磁気の力も夢を見るために何らかのパワーを授けてくれるらしい。
銅製のお風呂
↑銅のお風呂。2つある。枕の部分は水晶。この風呂桶だけで数千万円かけたという説明だった。
お風呂が2つあるのだが、それぞれに銅製の西洋式浴槽があり、これがなんとも贅沢。
銅は高いもんね。枕がついていて、これが水晶でできているとか。ハーブを浮かべて、このお風呂でまずはリラックスし、夢を見る準備をする。
赤い部屋への階段

寝室は4つで、全部2階にある。階段を上がると、上から怪しげな赤い光が差し込んでくる。これが最初の寝室「夢を見るための赤の部屋」。
赤の部屋
まるで棺桶。
枕は風呂桶と同じ水晶製。底に「夢の本」を差し込むポケットがあり、ここに聖書くらいの厚みがある日記帳が格納されている。
宿泊者は朝起きたらまっ先に、この日記帳に今自分が見ていた夢のことを記さなければならない。
寝室は他に紫の部屋(写真下)、青の部屋、緑の部屋があり、合計4部屋。
この「棺桶」ではどうしても眠れないという人のために、各部屋の押し入れには別に布団が用意されていた。
そりゃあなあ、快眠というわけにはいかないような……。夢って、そんなに苦労してまで見るものだろうか?
紫の部屋
作者はとにかく強い精神の持ち主なんだろう。
作品を紹介した写真集などがあったが、どれも縄文系日本人にはちょっと「きっついわ〜」と思えるものばかり。
宿泊者が記した「夢の本」を出版する計画もあるそうで、結構ちゃっかりもしている。
ふんだんにお金を使ってこんな「アート」を作れるなんて、幸せだなあ。

この地区には他にもいくつか作品があるのだが、それは次のページで。



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