日記 2005/10/16

ケーブル地獄

ティグラのケーブル

カーナビのせかえキットをつけることにしたのだが、カーナビ取り付け最大の難関は車速センサー。車によって取り出すところが違うし、情報も入りにくい。
これが3台目の経験だけど、毎回これで1日つぶれたりする。
今回は「メーター裏に来ているコードの束の中の、青地に赤のラインが入ったコードが車速センサー」という情報を頼りにやってみたのだが、青地に赤は6本ある。
仕方なく、1本ずつつないではテストの繰り返し。4本目でようやく「当たり」らしきコードにぶつかった。すでにそこまで3本のコードを分岐カプラーで傷つけてしまっている。まったくも~う。
で、本当はそんなことはしていられない。
今度こそ、と挑戦したタヌパックスタジオ減量計画。ノートパソコンと最低限度の周辺機材だけで、作曲、録音のすべてができる移動スタジオ環境を構築するという計画。過去2回、挑戦しては諦めているから、3度目の正直。
さんざん悩んだ末に、プロミュージシャンでもっともユーザーが多いと思われるProToolsと、キーボード型の入力装置Ozonicのセットを購入。
しかし、四畳半のタヌパック百合丘では、ノートパソコンと小さなキーボードですらもう置き場所がない。悩んだ末、ProToolsを導入すればいらなくなるであろう巨大なドラムサンプラーAKAIのMPC2000を片づけ、その自作台を作りかえることにした。
斜めになっていた天板を水平に取り付け直し、キーボードを横に置くために45×30cmの板を継ぎ足して、とにかく作業ができるようなスペースを作る。
その間、OzonicとProToolsをノートパソコンに取り付ける作業もやっていたのだが、予想外のトラブル続出。
まず、Ozonicには6ピン←→6ピンのFirewireコードしか付属していなかったので、パソコンショップに4ピンに変換するアダプターを買いにいった。しかし売っていなくて、仕方なく、6ピン←→4ピンのコードを買う。
次は、Ozonicのドライバーインストールで、「M-Audio FW Driver Disk上のファイル'deltafw.sys'が必要です」という警告が出て止まってしまうというトラブル。CD-ROMの中身を見てもそんなファイルはないし、これで2日間悩み続ける。週末だったのでメーカーのサポートからも返事はない。
deltafw.sysでGoogle検索すると、国内のサイトでは1件もヒットしない。みんなこのトラブルは経験していないということなのかしら。不思議。
3日目にもう一度Googleしたら、2ちゃんねるの掲示板で同じことを質問している人がいた。
「 "M-Audio FW Driver Disk上のファイル'deltafw.sys'が必要です。"ってでるんだけど、どうすればいいかわかる人いる? 」
しかし、2ちゃんねるだからなあ。前後の書き込みは「そんなこと分からんで音楽やるな、ハゲ」とか「厨房逝ってよし」とか、例のごとくの書き込みだらけ。ああ、トラフィックの無駄。
結局、ファイルを検索して、解凍して送り込むWindowsのフォルダがsystem32とsystem32/driversの2つあり、フォルダ情報が間違っていることが判明。要するにインストーラーのバグですね。
しかし、最新版のドライバーセットでもこのバグは放置されているのに、みなさん全然平気というのは不思議。「そんなことも解決できないでProTools使おうなんて3万年早い」ということなのかしら。
とりあえず、ようやく初期画面が出るところまでこぎ着けた。
ああ、先は長い……。




一つ前の日記へ一つ前の日記へ    目次へ 次の日記へ次の日記へ

★タヌパック音楽館は、こちら   ★阿武隈情報リンクは、こちら