林の中にあるこの作品は、なんでしょうね。ショーケースとベンチ、ランタンで形成されているのですが、意味不明。
この作品のためにわざわざ地中に電源ケーブルを敷設してあり、3か所からコンセントが出ていました。夜見るときれいなのかもしれませんが、普段、点灯しているとも思えず……。
パンフレットの解説によれば、これは「林の中の図書館」なのだとか。ショーケースだと思ったのは書棚なんですね。空っぽでしたが……。
ここで読書希望の人は役場に連絡すること……というんですが、なんか悪くてそんなわがままなリクエスト、できませんよねえ。特に、「夜、ここで読書したい」なんて言うのは……ねえ。
多分、「大地の芸術祭」開催期間中のみの趣向だったのでしょう。その後は、このように意味不明のオブジェとなって残っているだけ。
3つの筒が互い違いに置かれ、連続して通り抜けられるという趣向。中が客席で外が「自然」という舞台……ということみたいですね。残念ながら鍵がかかっていて入れませんでした。