というわけで、ここからは本当の5月20日の日記。
かみさんが嬉々として「エゴノキに蛇がいるから見て見て!」と言ってきた。
二階の仕事場からも見えたのだが、下に降りてじっくり見学?
アオダイショウだなあ。10年以上前に庭で遭遇したやつはもっと大きかったから、そいつの子孫かもしれない。
要するに我が家の庭にはアオダイショウが代々棲みついているらしい。
蛇は大の苦手。なんでって、蛇が苦手な人は多いと思うので、別に説明はいらないでしょ。
しかし、かみさんは蛇に限らず野生動物一般のファンなので、最近はくっつかない限りはこうしてじっくり見ているようになった。
大あくびしたり、しきりに舌をちょろちょろ出したり。
前に巨大なとぐろを巻いていたアオダイショウをもうちょっとで踏みつけそうになったときも、雨が続いた後に晴れた昼間だった。蛇もこういう日は、のんびりひなたぼっこするわけなのね。
しばらく見ていたら、ヒヨドリとスズメが気がつき、そばでさかんに警戒警報を発令し始めた。
以前、ヒヨドリの巣を襲ったこともあることを思い出す。
ヒヨドリもスズメも、1羽ずつしかこない。警戒警報係というのがいるのだろうか。
ゆうゆうとひなたぼっこをしながら少しずつ移動し、しばらくして奥の白樫に移っていった。枝から枝へ、空間移動。1メートルは離れているのに、身体を伸ばして頭を次の木の枝に巻き付けると、あとはするするするっと移動。
見事だけど、こういう動きが嫌なのよね。
遠い昔、蛇に襲われた縄文人の記憶かな。狩猟をしていた縄文人の中にも、蛇の苦手な人っていたんだろうか。いただろうな、多分。
そういえば、Windows3.1時代に「へび君」というパズルゲームがあって、はまったもんだ。
迷路の先に林檎があり、そこに「ヘビ君」を誘導するというもの。うまくやらないと進退窮まる。
すごくよくできたゲームだったのだが、あれは32ビット版に移植しなかったのかなあ。ネットにも出ていなかったからなあ。